【佐賀・伊万里】古民家修繕の基礎に!束石(つか石)の使用実例
1.縁の下の力持ち!湿気から木材を守る束石
今回は、民家修理の基礎部分に池田セメント工業所のコンクリート製束石をご利用頂きました。
束石とは、基礎工事等で床束(支える柱)を支える部材です。
基本的には、木造建築の床下で地面からの湿気等から木材を守るために使用されます。
写真提供:川内産業株式会社 様
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2.束石の役割
最近の新築にはあまり使われなくなった束石ですが、ウッドデッキの基礎や民家修理・物置の設置にまだまだ活用されています。
束石の主な役割は以下の4点となります。
(1)湿気からの保護
束石の上に木材を置くことで、地面からの水や湿気が直接触れることを防止します。
(2)沈下の防止
土間等に柱を直接置いた場合、設置面積が狭く、重みで沈み込んでしまう可能性があります。束石を置くことで設置面積が広がり、沈下を防ぎます。
(3)荷重の分散
束石は、床やウッドデッキ等の重さを均等に分散させ、構造物の安定性を保ちます。
(4)構造の強化
ウッドデッキや物置など、さまざまな構造物の支えとして機能して基礎を強くします。
3.池田セメント工業所のコンクリート製束石
当社では、ウッドデッキや民家修繕・物置設置等々の束石として、以下の3種類を製造しています。
耐久性と安定性を高めるため、コンクリート製束石をご利用ください。
(1)束石 小 (高さ:上辺) 150mm:100mm
(2)束石 中 (高さ:上辺) 195mm:125mm
(3)束石 大 (高さ:上辺) 195mm:145mm



